今回はタイトルの通りヒムを仲間にした理由について私なりの予想をダラダラと述べてゆきます。
もちろんキャラクター視点、つまりヒュンケルがそうしたのはもはや悪ではなく良きライバルと認めた相手を友として受け入れ、ヒム自信も自分が勝ちたいと思った相手が本来倒すはずだった敵を代わりに倒していくと約束し、後々自分より仲間を優先するダイ達の姿を見て守ってやりたいと思い始めたからですね。
でも原作者視点ではどうでしょうか?
ここでヒムが仲間にならないと物語の展開上都合が悪かったり、何かしらダイ側に付かせたかった理由があるのか
私の独断と偏見で考えてゆきたいと思います。
私は原作とアニメしか見ておらず公式ファンブックとか(あるのかどうかすら知らんけど)の情報無しで語るのであらかじめご了承ください。
私は理由は2つあると思ってます。
一つはミストバーンと戦える戦士を用意したかったから。
ミストバーンは衣を被っている状態でも物理攻撃が一切効かず、倒せる手段もかなり限られてきます。
そうなるとミストバーンと戦える戦士はダイ、アバン、ヒュンケル辺りと必然的に決まってしまいます。
ですがダイはバーンと、アバンはキルバーンと戦わせたかったでしょうしヒュンケルは力尽きもう戦えないという演出をしたかったと考えると誰もいなくなりますね。
そうなると闘気で戦うタイプの戦士がどうしても別に必要になってきますね。
だからヒムを仲間にさせる必要があったのかもと私は思っています。
2つ目はハドラーがダイ達を助けるという演出をしたかったから。
ダイとの闘いに敗れた後のハドラーはダイ達を助けるために力を貸し始め、ポップも最終的に自分たちの仲間だったと認めるほどでした。
何かしらの形でハドラーにダイ達に力を貸すという展開を作りたかった。
一応アバンがキルバーンと戦っている時に盾になってくれたりもしましたが、それでけでは物足りないと思ったと思います。
しかしだからといって奇跡の力か何かで復活させるとかするとハドラーが亡くなるシーンも安っぽくなってしまいます。
そこで、ハドラーが生み出した親衛騎団にハドラーの魂を宿らせ代わりに助けるという形を取ることを考えたのではないでしょうか?(実際にはヒムのパワーアップはただのプロモーションなのかハドラーの魂が宿ったからなのかは明確にはされてませんでしたが)
ヒムの顔をハドラーそっくりにしてたところを踏まえると、だいぶ前あるいは最初からこういう展開を考えていたと思います。
以上が私の独断と偏見でした。
ところで最後ダイがバーンと戦っている時にヒムも一緒に来て仲間になった経緯も知らないのに、ダイが何の疑問も持たず受け入れてたのなんでなんでしょうね。
原作ではその辺スルーされてたからアニメではそこ突っ込んでくれるかなあって思ってたんですけど、同じく息をするようにそのまま参戦して一緒に戦ってましたね。
だいぶ長くなってしまいましたが、終わです。